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ほくろとは、メラニンをつくり出す細胞であるメラノサイトが紫外線を浴びるなどで活性化し、過剰にメラニンをつくり出した結果、周囲よりも高い密度で集まり黒く見えるものです。

ほくろを持っていない人はいないと言われているように、ほとんどの人にはいくつかのほくろがあり、たくさんある人も珍しくありません。
日本人の1人当たりの平均個数は10個位で、ほとんどが小児期から思春期にかけてできますが、中には一生増え続ける人もいます。

ほくろの大きさは、小さな点のようなものから直径2cmを超える大きなものまでありさまざま。表面は、平らなものや盛り上がっているもののほか、毛が生えていることもあります。
ほとんどのほくろは良性なので特に気にする必要はありませんが、顔などの目立つ場所にほくろがあって悩んでいるのであれば、ほくろを取ってしまうということも選択肢のひとつになると思います。

また、ほくろが急激に大きくなってきたり、増えてきた場合は、ほくろのがん(メラノーマ)の可能性があるので、すぐに皮膚科に行って先生に相談しましょう。

【ほくろの除去法】

●炭酸ガスレーザー

この除去法は、レーザー治療機器を使って皮膚表面のほくろの色素細胞を熱で破壊するものです。まず、ほくろ除去施術前に部分麻酔をしてから、炭酸ガスレーザーを瞬間的に照射します。照射時間は一瞬ですし、麻酔をしているので痛くありません。その後、ほくろの細胞の残った部分をメラニン色素にのみ反応するレーザーで焼きます。
ほくろ除去施術後は、「ほくろ」を除去した部分に肌と同じ色の小さなテープを貼っていただきます。お化粧などは翌日から可能です。完全にきれいな肌になるわけではないです。
炭酸ガスレーザーは最小の傷跡でほくろを除去しますが、ほくろ細胞が皮膚の深い位置にあると、1度だけのレーザー治療でほくろを完全に除去できない場合もあります。

■メリット
最小の傷跡でほくろを除去する事が出来る。
■デメリット
1度のレーザー治療でほくろを完全に除去できないことがある。

●くり抜き法

この除去法は、局所麻酔をしてから、円筒状のメスを用いてほくろをくり抜きます。直径5mm未満のほくろの除去に適していて、切除手術に比べて施術時間が短いという長所があります。
それ以上の大きなほくろの場合は、傷跡が目立ってしまうので切除法が適しています。施術後、患部を縫合しないで軟膏治療するので、傷口が完治するまで2〜3週間程度の時間を要します。
最終的には傷跡はにきび痕程度のへこみになります。また、くり抜き法は、稀にほくろが再発することがあります。

■メリット
直径5mm未満のほくろだと傷跡がほとんど目立たない。切除手術に比べて施術時間が短い。
■デメリット
稀にほくろが再発することがある。

●切除縫合法
この切除法は、直径が5〜6mmよりも大きなほくろや、悪性の可能性がある場合に用いられる切除法です。ほくろを含む皮膚をメスで切って縫い合わせます。当然、ほくろは取れますが、ほくろよりも大きい傷が残りますし費用も高くなってしまいます。また、ほくろの切除縫合を行なったところの傷跡を縫うので、外科手術後、抜糸まで1週間程度掛かります。傷跡が治るまでに2〜3ヶ月程度かかります。

■メリット
大きいほくろの場合には最適
■デメリット
抜糸後、傷が開く可能性がある。


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